ゼロ村牧場 パカラッチョ!! 仙台市泉区
【情報リテラシーとマイニング力】テクノロジーの進化は著しく、AIをはじめとする技術は私たちの社会、そして子どもたちの未来を大きく変えようとしています。10年後には、AIが思考や作業を効率化するパートナーとなり、人間にはより創造性や判断力が求められる場面が増えるでしょう。
このような変化の速い時代において、現行の教育システムだけで、未来に必要な「情報の見極め、活用する力」が十分に育まれるのか、課題があると感じています。
実際に、令和7年現在もデータセンターの増築が進むなど、デジタル空間には膨大な情報が日々生まれています。この情報洪水の中で、本当に価値ある情報にたどり着くためには、情報の真偽を確かめ、適切に取捨選択する情報リテラシーと、自らの問いに基づき、必要な情報を掘り当てるマイニング力が必要です。
私たちは、子どもたちが未来の情報社会を主体的に生きるために、これらの力を養うための独自の学習環境を提供します。
「なんとなく好き」でショート動画を眺める受動的な姿勢から脱却しましょう。
パカラッチョが示すデジタルネイチャーの世界では、真の馬好きは、その情熱を羅針盤に、世界中のビッグデータという広大な情報源を主体的に探索します。そして、自分だけのユニークな馬との関わり方や、まだ見ぬ知識を発見し、それを実現する力を育んでいくのです。
正解ありきの授業ではありません。
私たちは、生徒さん一人ひとりを評価することを目的としていません。彼らの「馬が好き」という純粋な気持ちを信じ、その気持ちを活かす形でプログラムを進めます。能動的なアプローチを促しつつも、まずは私たちスタッフが積極的に行動し、「アイデアが生まれたら実装させる」ことの楽しさや面白さを率先して示していきます。ワクワクドキドキの本質「先に動く方が有利にすすめられる。また同時にリスクもあるよ」ということを、私たちの姿を通して伝えていきます。
また、全員が主体的に動くことだけが正しいとは考えていません。受動的な関わり方から多くのことを学び、成果を出すのが得意な子もいます。そうした子は、それぞれのペースと方法で成長できれば良いのです。
子どもの「馬が好き」という気持ちを土台に、オペラント条件付けの考え方も活用しながら、それぞれの良さを引き出すプログラムを構築していきます。
現在は、ROBLOX上でプラットフォームを構築し、馬に乗ったりなどできますが教材として何か用意しているわけではありません。
正解を用意していないことに繋がるのですが「ROBLOXパカラッチョで遊んでいる中で、アイデアが生まれたらそれを実装していく。」この流れが学習リソースとなります。
オンライン上の膨大な情報の中から、馬が好きという自分の興味に基づき、必要な正確な情報を自ら見つけ出す技術を習得します。これを料理に例えるなら、子どもたちが調理人となり、オンライン上の膨大な情報を具材として集めます。ROBLOXという調理台の上で、それらの情報を自分の好みに合わせて加工し(調理し)、自分で味わったり、友人たちと共有して一緒に味わったりするイメージです。さらに、オンラインで繋がった友人たちと協力して現地調査を行い、オンラインで「調理」した情報を実際のフィールドで活用することで、オンライン上だけでは得られない新たな発見や経験を手に入れます。
現在、デジタルパカラッチョを構想を一緒に作ってくれるスポンサーを募集中です。
10年後見据えて、今の子どもたちが答えのない世界で、答を探す能力を高める学習リソース。デジタルだけでもネイチャーだけでもないその垣根を超えた新しい学びの場を一緒に作ってくださる方を募集中です!